カテゴリー「天体望遠鏡ゆるインプレ」の記事

2016年9月12日 (月曜日)

BLANCA-115EDT Ⅱ(試作品) 使用過程レポ

梅雨前に某トレーディングで蔵出しされていたBLANCA-115EDT Ⅱの試作品を買ってから4か月。
ハードな使用はしていないけど、主に庭先で15回ぐらいは使ったかな?

今年の関東の夏は、星見的に夜間の天候が壊滅的に悪かったというわけでもなかったけれど、かといってあまり積極的に望遠鏡を出そうというコンディションの夜空にもならなかったからまぁ回数的にはこんなもんだろう。

そこで、いままで使ってみて少々気になった点をいくつか。

まずは接眼部回転装置。

特に赤道儀に載せてあちこち見ているときには、対象物の位置によってはファインダーや微動つまみや天頂ミラーがあらぬ方向へ向いてしまう、それをいちいち鏡筒を回さないで修正できるので非常に便利な機構だ。

赤道儀に載った鏡筒を振り回して、ファインダーが変な位置に来てしまい、鏡筒回転させるのもめんどくさいなとアクロバティックな姿勢で覗いたこともある人も多いと思う。
しかし、BLANCA-115EDT Ⅱの場合はファインダー台座が接眼部についているので、接眼部をちょちょいと回せば鏡筒バンドを緩めることもなくファインダーも天頂ミラーも覗きやすい位置に持ってこれるので非常に使い勝手がいい。

んーでもねー、これの回転のテンションをかける120度3方向のねじが結構すぐに緩んでガタが出るんだよなー

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車に積んで遠征ばかりかけているというわけでもないから、振動で緩むのではなく使用中に少しずつ緩んでくるんだとおもう。
ちょっときつく絞め込んでおけばいい気もするけど、そうなると回転がスムーズでなくなるので痛しかゆしというところ。

あと、スライド対物フードが気が付いたらスカスカと緩んでいた。

Dsc_1821

そう頻繁に動かす場所でも力がかかる場所でもないのになんでかな?と思ったけど、たぶん滑り部分というかスペーサーみたいにしているフェルトか何かがヘタってきて緩くなったのではないかと推測。
まぁこれは調整ねじでもう少しテンションをかければいいだけだから大した問題でもない。

たぶん同じような理由で、鏡筒バンドの締め付けも緩くなった。
もともと目いっぱい絞めてもちょっと力を入れて「フン」とするとなんとなく鏡筒がずれる感じで初期状態からこれちょっと緩くね?という塩梅だったけれど、先日使ったときに気が付いたら鏡筒が対物セルまでずり下がっている状態になっていたという・・・

これは放置しておくわけにはいかんなぁ、フェルト張りなおさないと・・・

と、こんなところでしょうか。

まぁ、手にしているのが試作品として放出された鏡筒なので製品版では改良されているかもしれませんし、ロットが進んで見直しが入るかもしれませんのであくまで参考までに、と。

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2016年6月 3日 (金曜日)

激安ムーン アンド スカイグロー フィルターを試す その2

梅雨前の晴天、火星土星木星観望で件の安物スカイグローフィルターを使ってみた。

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うむうむ、なるほどこれはたしかにコントラストが上がって惑星面の詳細が見やすくなる。

web上に役に立つ商品情報がほとんど無い(苦笑)ので、ある種のバンドパスフィルター的な効果があるのか見ため若干青っぽいのでのカラーフィルター的効果が出ているのかはわからないけれど、1880円だし惑星面が見やすくなったという事実があるだけでまぁいいかw

何回か眼視で使ってみての効き具合の印象は

  系外星雲≒散開星団≒球状星団≦惑星状星雲<散光星雲<惑星面

という感じかな、あくまで主観的な印象でですが。

透過率により視野が幾分暗くなるので結果的にコントラストが上がった感じがするけれど、微星も見え難くなるので星団なんかは個人的には素で見たほうが好み。

惑星状星雲や散光星雲はたしかに見やすくはなるけれど、透過率の関係からどうしても減光が起こるのでこれはケースバイケースというところ、モノによっては素のほうが見やすい場合もあるしこのフィルターを通したほうが見やすい場合もある。
大口径で光量に余裕がある筒だともっと効果ははっきりするのかもしれない、口径115mmあたりだと相性的にちょっとアレなのかも。

そういう意味では、火木土星あたりは対象に十分な面積がありその光量も十分であるから効果が感じられるということなのかな?
カラーフィルターや減光フィルター的効果で惑星面の模様がずいぶんと見やすくなったような気がするけどバンドパスフィルター的な効果もひょっとしたらあったのかもしれないということで納得しておくかw

わからんけど。

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2016年5月30日 (月曜日)

激安ムーン アンド スカイグロー フィルターを試す その1

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アマゾンで1880円とあまりに安かったのでついポチったムーン アンド スカイグロー フィルターを試す!

「VITE天体望遠鏡用アクセサリ 望遠鏡レンズ用フィルター ムーン光害カットフィルター ブルーレンズ」
なんて感じで売られているので、ただ青っぽいだけの微減光フィルターじゃなくて一応透過する波長は選別されているようなんだけどな。

説明には

このフィルタは有効的に低圧力のナトリウムの波と街での人工的な光を濾過する
これは星雲のフィルタではないけど、コントラストを向上させるのを通じて、深夜の物をよりよく明瞭させます

なんて記してありますがダイジョブかいな?w

さて、このフィルターを先日の小遠征のときに使ってみた。
遠くに街灯が1ヵ所見えるだけで天の川は十分に認識できるけど市街地からそれ程離れていないので低中空は都市部の明かりをはっきり意識せざるを得ないようなロケーション。
そしてこの日は湿度が高めなのか散乱光が多くて何時もよりも星の数が少なく天の川もうっすら程度の感じ。

そこでBLANCA-115EDT Ⅱ(試作品)にこのフィルターを使って、低空ゆえに光害の影響真っ只中のさそり座の尻尾辺りのメシエナンバーを見る。

うーむ、微妙・・・

たしかにバックの空が黒く一段ひき締まるけれど、微星も減るので波長カットの効果なのか単に減光したためなのかいまいちわからんw

しかし、散光星雲はたしかにちょっと見やすくはなる気がするけれど透過率の関係から減光する分見える星も減って見た目のデーハー(派手)さが無くなるといえば無くなる。
うーん、この辺は好みの問題でしょうか・・・

庭先星見のような、もっと散乱光が豊富なところで使うほうが効果はわかるかもしれないな(本末転倒気味だけど)

そういや、火星と土星と月でフィルターの効果試すの忘れてた(笑

余談ですがこのフィルター、寝る前0130ころポチったら当日1400頃配送されるってなんなの?アマゾンさんw

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2016年5月19日 (木曜日)

【朗報】 反射望遠鏡の主鏡再メッキを前面に謳う会社現る

しばらく前まで、ビクセンやミザールは細々と望遠鏡の主鏡斜鏡再メッキの取次ぎをしていましたが現在はそのサービスは終了してしまっています。

ネットで調べてみると、数社主鏡再メッキサービスを請けている会社がヒットしてきますが、語弊があるかもしれませんがちょっと片手間感がある感じもしなくはない。
ジオマテックなんかは、やる気を感じられるのですけど見積もりをして云々というのもちょっとめんどくさいというか敷居が高いというか、個人的にそんな感じもしていた。

なんかこう、明朗会計・webで注文・カード決済可!見たいなところないかなーと思っていたら満を持して出てきましたね。



天体望遠鏡の主鏡、斜鏡、副鏡、自作反射鏡の剥離・反射ミラーコーティング蒸着の再メッキ加工

セルドレン  http://www.jpcell.co.jp/celldren/




親会社のジャパンセルが天体事業としてセルドレンを立ち上げて専用サイトまで作るとか、嬉しいことにやる気まんまんじゃないですか!

ジャパンセルの子会社で セル+チルドレンでセルドレン?知らんけど。

で、前記しましたが、明朗会計で価格表がどどんと明示してあるのがなんとも安心というか垣根が低いというかそういう感じがするんですよね。
やっぱ、見積もり取らないといけない聞いてみないといくら掛かるかわからないというのは個人で発注する場合ハードルにはなる。
また、カード決済できるというのも個人での発注には何かと嬉しいし助かる。

こう、ネットを意識して完全に個人のほうを向いて主鏡再メッキを請けてくれる会社って知っている限り初めてかもしれない。
逆に言えば業界で個人需要は全くといっていいほど掘り起こされていなかったってことですかね。

で、話は多少ずれますが、この会社知ってましたw
コストコの前のとこの、あそこがやり始めたのか・・・

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BLANCA-115EDT Ⅱ(試作品) その6

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いまいちパッとしない空具合だけど、BLANCA-115EDT Ⅱ(試作品)が届いてから二日に一回ぐらいは夜晴れている。

ということで月齢11.8ぐらいの月を直焦点で撮影してみる。
おととい(前回の記事)よりも多少はマシだけれど、絶えず像は揺らいで見えるシーイング3-/5というところ。

あ、いま気がついたけどFC-100と比べて15mmほど口径が大きくなったからシーイングにちょっと敏感になってるのかもしれないな。

月のほかに、木星・火星・土星と巡回して覗いてみたんだけれど、木星土星はいまいちパッとしない、カッシーニの間隙もなんかこうスパッと見えない。
今思うとファーストライトの時って今期としてはシーイングがよかったんだな。

ただ、火星面は前回覗いた時と比較すればコントラストが高く(と言っても気流が悪いことにはかわりないんだけど)模様がなんとなくわかる程度には見ることができた。

今年はなかなかビタッと揺らがない大気状態に当たらないな、なんかいまだに冬の気流状態の延長線て感じだ。

さて、数回使ったBLANCA-115EDT Ⅱ(試作品)のちょっと気になった部分。

Dsc_1725

ちょっとわかりにくい画像だけど、鏡筒バンドが緩い状態で対物レンズを下にしていると鏡筒がすっぽ抜ける。

このシチュエーションがそうあることかという気もするけれど、自分の場合架台に載せて気温順応させているときに鏡筒内の暖気が抜けやすいかなぁと思ってドロチューブに何も付けず対物を下にして置くのだけれど、この時気が付いた。
ということで、ないとは言えないシチュエーションだ(たぶん)

鏡筒・ドロチューブ接続リングのミミを数ミリ張り出してくれていれば抜け止めのフールプルーフとして機能したのに・・・

あと、その鏡筒へねじ込み式のドロチューブ接続リングが結構簡単に回っちゃう。

Dsc_1726

そもそもドロチューブをつかんで回転させないだろ!と思われるかもしれないけれど、115EDTはドロチューブ回転機構が備わっているので回すんですね、それも結構便利なのでわりとその機構は使う。
その時にロック外し忘れたり緩めきらないで回すと接続リング自体が回っちゃう。

また、ドロチューブ回転機構の感触と接続リングの根元から回っちゃう感触が似てるんだ、これがまた(苦笑

旧FC-100も(回転機構は無いが)ドロチューブも対物セルも鏡筒にねじ込み式なのだけど、不用意に回ってしまうことを防ぐためにイモネジが一本打ってある。

ここはイモネジというよりも、鏡筒バンドすっぽ抜けを防ぐ意味も含めて頭を出した小ボルトを追加工で打っておいたほうがいいかなと構想中。


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2016年5月17日 (火曜日)

BLANCA-115EDT Ⅱ(試作品) その5

GPV的には晴れ間が望めないほどの曇りで夜半過ぎから雨予報さえ出ているのだけれど、夜の浅い時間帯は実際、晴れ間も結構あり月も木星もよく見えていたので、おニューの望遠鏡・BLANCA-115EDT Ⅱ(試作品)を引っ張りだす。

当たり前かもしれないけれど、よく見える望遠鏡を持つと勢い覗いて楽しいから結果的によく使うようになるな。

「いい望遠鏡とはよく使う望遠鏡である」とは良く言ったものだ。
そして逆もまた真なりで、よく使う望遠鏡というのは、必然的にお気に入りのいい望遠鏡が選ばれるようになってくる。

天体望遠鏡は光学機器なので、いい望遠鏡とお高い望遠鏡はほぼ同義となってしまいがちだけれど、そうも言えないところがあるのがこの趣味の深いところだったりするんだよなぁ。
まぁ、それなりに天文沼に踏み込まないとわからんけどねw

ともあれ、こういう理由でもおもちゃに毛が生えたような、いわゆる「粗悪望遠鏡」は天文趣味入門者の背中を後押ししてくれるとは思えない。
これって、業界は将来のユーザーを自ら潰しているのに等しいことだと思うんだけどな、いいのか?業界。

さて、ひとしきり語ったところで。

Dsc_1717_2


試しに直焦点で月を写してみる。サイズ変更のみでトリミング・画像処理ともに無しの撮って出し。

薄雲ありだし、大気状態グダグダで明縁が波打ってるけど表現力とかキレとか悪くないんじゃね?
これは雲が無いある程度大気が落ち着いた空で月がどう写るか乞うご期待だな。

どうせ雲が厚くなるからと(実際べた曇りになって終了)、赤道儀は出さずに先日ベアリングを入れて強化改造した古の日野金属H-100用赤道儀改造経緯台に載せていたのだけれど、フリーストップで使えるこの子ができる子杉。

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前回のこの架台のインプレ記事で、強化したわりには揺れ戻しがあるなと思っていたのは三脚に架台を取り付ける際に締めこみ不足があったのだろう、ちゃんと組み上げて使うと、微動ハンドルを回した分だけ視野内の対象物が動き視野内で暴れることもなくピタッと止まる。

6kgほどの鏡筒で200倍近い倍率でも全くと言っていいほど微動後の揺れ戻しがなく非常に快適に使用できるのは改造大成功というところだ。

四国の片隅で(某オクの落札先が四国だった)、おそらく望遠鏡としては不幸な人生送っていた40年前の赤道儀も、21世紀にまさかこのように第一線で再登板する日が来るとは思ってなかったでしょう(笑

某オクでも比較的出回るひのきんのH-100一族に使われていたこの型の赤道儀は、鏡筒バンドは外しやすいので改造ベースにしやすいし、素の状態でも極軸が天頂を向くので経緯台として使える。
そうやって経緯台で使うとこれが結構頑丈でD200mmF6を積んでもギリギリいけましたから、頑丈な経緯台を探しているなら結構お勧めで大穴だと思いますよ(もっとも多少の改造前提での話ですが・・・)

(20160523 H-100赤道儀@経緯台利用についての表記が若干誤解を招く表現だったので修正しました)

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2016年5月16日 (月曜日)

BLANCA-115EDT Ⅱ(試作品) その4

えー、今回は日本に一本しかない鏡筒がちょっと長い試作品の光路短縮パーツをつくった話なので、BLANCA-115EDT ll のインプレ目的でたどり着いた方には全く関係ない記事です・・・w

手元にある115EDTⅡは試作品なので、レギュラー商品より鏡筒が40mm長い。
それゆえに手持ちの2インチ天頂ミラーを使うとドロチューブのストローク縮み側に余裕がほとんどない。

まぁ、使えないわけじゃないけれどなんとなく気持ちがよくない。

そこで、ドロチューブ端の2インチスリーブ部分をショートタイプを作り交換してみた。

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左がデフォルトの2インチスリーブADで光路長38mm、右が製作したショートタイプで光路長15mm。
23mmほど光路が短くなったので、パツンパツンで2インチ天頂ミラー使用時のピントを出さなくてもいいだろうからなぁこれでよし。

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ビスやスリーブ内の抜け止めリングなどを移植して出来上がり。
悪くないかな、うむ。

本当は真鍮で作るとフロントヘビー対策のカウンターウエイトにもなるし色的にカッチョいいかなと思っていたのだけど、このサイズの真鍮丸棒買うと、某オクでも結構するんだよなぁ。

そこで材料箱をゴソゴソして見るとちょうどいいサイズのアルミ丸棒があったのでそれで作って見た。削りやすくて表面がキレイだからたぶんジュラルミンだったな、これ。

 

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2016年5月14日 (土曜日)

BLANCA-115EDT Ⅱ(試作品) その3

ハイローミックス運用をしていた現行の主力鏡筒と次期マルチロール主力鏡筒を並べて比較。

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見ての通り上から Omni 120 XLT  旧FC-100 BLANCA-115EDTⅡ(試作品)。
3本とも鏡筒径はほぼ同じなので触った感じ見た感じのサイズ感はすごく共通項が多い。

特に旧FC-100とBLANCA-115EDTⅡは焦点距離自体が同じということもあり並べてみるとそれが際立つ。

Dsc_1663

ね。

これだけサイズ的にクリソツな2本でひっくり返せない光学性能差があるとなると・・・となったら片方たぶん使わないよな、処分してもよくね?ってなっちゃうでしょ、ふつーは。

でも正直どうするか迷ってます、このFC-100は思い出もあるしなー、タカハシだしなー、でもたぶんあんまり使わないよなー、処分すれば115EDTの購入資金をたぶんそれなりに補完できるよなー、とw

いまは、すぐ現金化しなくても問題ないからしばらく置いておこうかな、というふうにちょっと思い始めていますので、すぐに某オクに出るようなことはないと思います、120は出ますけどね。

話は変わりますが、115EDTの対物内面に結構埃とか金属粉的なものが付いてるんですけど・・・社長~(苦笑

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2016年5月13日 (金曜日)

BLANCA-115EDT Ⅱ(試作品) その2

かなりの透明度が高い晴天が夜まで続いているので、115EDTのファーストライト本番。

20160512_121456000_iosios001

一応口径的に念頭に置いている比較対象はOmni 120 XLT 。
D120mmF8.3アクロマートとD115mmF7三枚玉EDを比べるのもどうかというところですけど・・・

先ずは月。
色収差が無いのは当然としても、このコントラストの高さと抜けの良さは月面の地形を追っていて楽しいレベル、これはいい。
欠け際の海の濃淡細かい起伏は、おぉーとちょっと感嘆の声が出た。

続いて木星。
おー、気流が悪いものの4本縞が楽にわかる。
縞の本数がいっぱい見えるという単純なことではなく木星面の細部がわかるいう感じ。

時間を開けてもうすぐ最接近の火星。
土星ほどの視直径になっているけれど、高度が低空で気流が荒れていることもあり、べったり火星色にしか見えなかった。

そして近くにいる土星。
輪に一周スッとシャープなカッシーニの間隙があるのは容易くわかる。
これは120XLTでもわかるのだけど、やはりヌケとかコントラストが別次元だな。
土星面の濃淡も結構見えているし見ごたえがある。

次期主力鏡筒として合格だな、うむ。
そして、Omni 120 XLT OTAを今後も持っている理由がこの瞬間に無くなった・・・w
旧FC-100を保有しておく理由もかなり薄くなってきたぞ。

実際木星について旧FC-100見比べてみたけれど、見え方見え味共に115EDTのほうが秀でているようにしか思えなかった。
当たり前だけど口径差はひっくり返せませんね。

うーむ、これで旧FC-100が比較して多少なりとも軽いとかコンパクトだとか言うのなら、サブ機で取っておこうという気にもなるけれど、重さは同等でサイズもほぼ同じ、だけど115EDTはフードが伸縮するのでむしろコンパクトとなると、ノスタルジーと高橋製作所のネームバリューぐらいしか持ち続ける理由が無くなっちゃったな。
ほんと、能力差がハッキリしている同じ大きさの鏡筒が二本あってどっちをよく使うかと言えば自ずと結果は見えてくるよなぁ~

これは今までの鏡筒ハイローミックス運用を見直して、マルチロールな主力鏡筒・1本体制にした方がいいかな。

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2016年5月12日 (木曜日)

BLANCA-115EDT Ⅱ(試作品) その1

あぁ・・・ポチってしまった。
正確にはポチじゃないけど。

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某トレーディングの蔵出し、BLANCA-115EDT Ⅱの試作品。
試作品だからというわけではなくて、モデルチェンジしたらアルミケースがつかなくなった模様。
でも型が切り抜いてあるパッドはついていたから、使いづづけるようならそのうち木箱でも作るべ。

何度も記事にしている通り、Omni 120 XLTという同クラスの口径の鏡筒はすでに実戦配備しているけど、そんなに使用感は悪くないとはいえ大口径やや小口径比アクロマートの限界はやはりあり、うすら青い月面や木星はそれなりに割り切りが必要と言えば必要だった。
まぁ、安い鏡筒だからと割り切れるのも早かったんだけど。

しかし口径が絶対正義とも言える望遠鏡界、月や木星が多少青かろうが、口径100mmクラスからもう一押しがある口径120mmの力技を知ってしまうと、現行主力鏡筒である旧FC-100が見え味にほとんど文句がつけられないとはいえちょっと物足りなくも思っていたのも否めない。

そんな感じで口径120mmクラスの次期主力鏡筒がなんとなく欲しかったところへ蔵出しされちゃったらこれは買っちゃっても仕方がないですよね(たぶん)

蔵出し品が売られているのに気が付いた時には130EDTⅡのほうは既に売約済みだったのは、残念だったというか助かったというかw

さて。

この鏡筒、試作品なのでレギュラー商品よりちょっとお安いけれど、試作品ゆえに鏡筒がレギュラー商品より40mmほど長いのとドロチューブ内バッフルが無いというのが仕様的に最大の相違点、というか違いはこのぐらい。
試作品のレンズセルに刻印がないのは・・・まぁどうでもいいですw

ほぼ100%眼視にしか使わないし、この程度の相違ならならそんなに問題もあるまいと、ぽち。

んで。

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雲も切れてなんとなく月が出てきたのでファーストライトして見る。

サイズもバンド込で6kg弱の重さも旧FC-100と大して変わらないので既存架台で何も問題なし。

でも晴れ間が出てとはいえちょっと雲が厚すぎで細かい評価をするほどの像は得られなかったので本当の意味で「覗いただけ」な感じ(とは言え当たり前だけど目につく色収差はなかったですが)

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しかし、2インチミラーでいろいろアイピースを変えて覗いていると、ものによってはドロチューブがめいっぱい入り込み、縮み側に進まなくなることが判明。
うぬぬ、レギュラー商品が鏡筒を40mm短縮した理由はこれか!

しかし、NEW KDS 63-540のような2インチアクセサリードンと来い的な作りをしているのに2インチミラーを使うと鏡筒が長すぎてどうやってもピントが出ないというようなナメた作りではなく、あくまで「アイピースによったら」であるし、自分の場合はメガネをかけて覗けばピント位置が20mmぐらい後ろに下がるので対処療法的には何とかなる。

この部分は追々おれ製作所でショートタイプを製作するか。

しかしまぁ、考えてみればこの鏡筒は試作品であり、この世に二本と出回って無いのだから、この部分のインプレはほとんど購入の参考にはならないですねw

さて、買ってはみたものの次期主力鏡筒に値するかどうかは、ちょっと使ってみてから最終判断だな。

見え味使い勝手によったらFC-100とOmni 120 XLTを処分してこれ一本にまとめちゃおうかとも思うし、かといって、旧FC-100には思い入れもあるし処分するにはもったいない出来だし取っておこうかと思うし、これは迷う。

つづく!

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