« 天文神の手事件 日食画像盗用捏造事件をざっくりと | トップページ | 続・車検整備は気をつけないと結構いい加減にやられている という話 »

2009.10.17

意外とばれないでやれるもんだね。日食画像盗用捏造事件 のはなし

最初に盗作日食画像を使っていた(つかまされた)のが発覚した「星ナビ」で事態が進んだようですね。

一連の天体画像不正疑惑の調査状況についての続報(星ナビ編集部名義)
http://www.astroarts.co.jp/news/2009/10/16image_problem/index-j.shtml


まぁ、すでに宮城隆史氏本人から100点前後の盗作捏造作品があることが語られているようですので当然と言えば当然なのかもしれませんが2006年11月の水星日面通過以降の発表作がほとんど盗作捏造だったとは・・・

2007年に名実ともに”大彗星”となったマックノート彗星というのがあるのですが、これは南半球のほうが観測条件がよかった。
これに対してオーストラリアに遠征して撮影したとされるすべてが盗作でそもそもオーストラリアにすら行っていないことが判明したとな!
さらにパクリもとに発見者の撮影した画像も含まれていたり。
ここまでくるとあきれるどころか感心しますな、いやぁ大したもんだ(ほめてるんじゃないよ)

宮城隆史氏による天体写真盗作問題まとめ

と、一見事件はこれで山を越えたようにみえますが我が国にはもう一つ「天文ガイド」という天文雑誌がありそちらでの盗用捏造もほぼ確実であり、同社で発行している天文年鑑(1年間の天文暦みたいなもの)でも2009年度版表紙をかざっているのが盗作画像です(いずれも前記のまとめ参照のこと)

宮城氏を掘り起こしたのが天文ガイドだったという複雑な大人の事情もあるのかと勘ぐってしまいますが今のところこちらは沈黙のまま。

落としどころはいったいどうなるのやら・・・

それにしても、つつけばボロボロ崩れるくらい稚拙な盗作と画像捏造処理と撮影データーの改竄なのにどうしてこうも専門誌がだまされ続けたのか・・・
投稿作品すべてを精査できないとか、投稿者あっての雑誌だとか以前の問題ではなかろうか。
被写体の大きさが違うとか同時に投稿された他者の作品と明らかに位置が違うというのは門外漢が見てもおかしいと思うのが普通だが。

語弊があるかもしれないが、このぐらい稚拙な盗作捏造で2,3年だまし続けられるならおれでもばれずに10年ぐらいはやれるかもしれない。
適度にセーブして何年か荒稼ぎしてサヨウナラでもいい。
さらに穿った見方をすれば、もう少し技術と悪知恵を持った誰かがいればばれずにくぐり抜けるのは容易そうだ。

と、今回の事件でデジタル天体画像への不信感を増大させた星好きはおれだけではないだろうなぁ。

|

« 天文神の手事件 日食画像盗用捏造事件をざっくりと | トップページ | 続・車検整備は気をつけないと結構いい加減にやられている という話 »

ニュース」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

天文」カテゴリの記事

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 天文神の手事件 日食画像盗用捏造事件をざっくりと | トップページ | 続・車検整備は気をつけないと結構いい加減にやられている という話 »