天文少年の夢再び!ミザールH-100を再生:その3
天気予報的には今夜の空は芳しくないのだけれど、実際は多少多めにちぎれ雲が飛んでくるていどで星空が覗いている。
これはH-100鏡筒を引っ張りださないわけにはいかぬな。うむ。
もちろんH-100鏡筒は前回よりも光軸をもう少しきちんと出してある。
んで、さっそく雲間に出ている目についた天体を観望。
数分おきに覗いている対象前を雲が通過するような空だけれど、透明度とシーイングは最高クラスだ、こりゃいいや。
自宅前の狭い空から晴れ間に見えている北斗七星のミザールをミザールつながりで覗く(笑
当然のことながら簡単に分離するのだけど、それよりも、え?と思ったのは光軸を出したH-100の星像だ。
「H-100ってこんなによく見えたっけ?」
中坊のワタシはよく見えるとかコントラストがいいのヘチマだのへりくつをゴネながらみるなんてことはしてなかったし、マジマジと覗くのは20年以上ぶりで当時の記憶が鮮明にあるわけじゃないのだけれど、恒星が点像として非常にすっきり見えて覗いていて気持ちが良いのだ。
予想以上によく見えるのに気をよくしながら、気がつけばかなり高度が上がっているM13に筒先を向ける。
うーむ、と唸ってしまった。
さすがにザラザラするほど見えるなんてことはないのだけれど、濃淡をつけて中央に集中する感じが見て取れる。
まぁ、口径なりと言えばそれまでなのだが、逆に言えば理論性能は十分に発揮されているのだ。
晴れ間をぬってM57やこと座ダブルダブルなど星図なしで導入出来る対象をいくつか見たけれどやはり、像のキレとコントラストがなかなか良い。
30.2mmという特殊なメスネジを持つH-100のドロチューブ。
新星アタプターの30.2mm→42mm変換アタプターをかませて31.7mmアイピースを利用できるようにしてある。
新星アタプターは使った覚えがないのだけれど買っといてよかった。エライぞ、昔のおれ(笑
もっとも、使っているアイピースはH-100付属のHM9mmとかと比べものにならないのだけれどそればっかりじゃないだろう。
これは良い夜空の下へ持ち出さないともったいない筒かもしれないナ。
それにしても土星が高度を落として見えなくなってしまっていたのが惜しい。
光軸を出したH-100で覗く土星はどんな見え味か興味がある。
こんなによく見える筒なら、いじって解体すんじゃねぇ!おれ!とタイムマシンで昔に戻って自分に言ってやりたいっスね。
ではまた。
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