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2009年4月

2009.04.29

夜空の景色は夏のにほい

いつもの不定期遠征観望の覚え書き+αのヨタ話ですYO!

数日前の天気予報よりもやや好天よりにはずれGW祝日初日の29日は天体観望日和となりましたので山へ行ってきました。
天気予報的にも月明かり的にも今日がGW期間中最後の好条件の祝日だしね。

いつもの林道も冬期閉鎖は解除されていて北極星が見える”夏期観望地”に陣を構えることができた。
とゆーことで、極軸も楽にセットできるので久しぶりにガイドで星野撮影しました。
たまには、にぎやかしで天体もの画像いれなきゃな・・・(笑

Dsc_1273sco1024_2

さそり座 3分ぐらい露出を3枚コンポジット+赤カブリ減算処理+適度に画像処理
赤カブリ除去が適当なので左上の減光がきついっすね・・・
右下のは同架していた鏡筒、気がついたらフレームに入ってた(笑
しっぽ付近にはいくつもメシエナンバーが見えていますな

筆者自身は天体撮影命な人じゃないので、まぁなんとなく適当に24mmの3分ぐらいの露出でさそり座あたりを撮影。

この場所はまだ東から南東にかけては首都圏の光の影響がはっきりあるところなので画像で言うと左下方向からのカブリがありますね。そうはいっても天の川の暗黒帯やらいくつかの星雲星団も結構うつります。
いやぁ、銀塩の3分露出あたりと比べるとやっぱデジカメってよく写るし便利だわぁ。

夜半前までは薄雲が広がっていて星は出ていても観望/観測には”つかえねぇ”空だったけど、徐々に晴れだして00:30頃にはすっかり雲もとれた。
さそり座は地平から離れてはいるけれどまだ光害に埋もれた状態。天の川のイイところはまだ見ることが出来ないので天頂付近の系外星雲M101とM51をFC-100、SE150N、FA-80で見比べる。
結論から言うと SE150N≒FC-100>FA-80 かな。
先日の土星見比べとは対象物の性質が違うのでまた違った印象。
そして前回の遠征観望時より今日は条件がよかったのか、FC-100よりSE150Nの方が細部まで何となくだけどわかった。空の条件さえ良く150mmの性能を発揮できれば20,000円を切る値段のコイツは非常にお買い得ですな。
どうしても口径差という壁があるのでFA-80の並びは一番下になるのだけれどバックグランドが暗い空だと十分楽しめるくらい見ることが出来る。
しかし、80mmクラスの短焦点フローライト鏡筒は理論性能云々よりも小型ゆえの取り回しの良さ使い勝手の良さで口径が若干小さいことを差し引いても十分存在感は大きいや。
直焦点撮影する場合も機材としてかなり使えるんじゃないかなー、とも思ってます(予定はないですが)

さて、そうこうしているとさそり座とそこから夏の大三角へ連なる天の川が光害から離れてだんだん見えてきた。ちょうど夏休みの20:00くらいの景色かな。
はじめは、あれ?ここって光害がこんな上まで影響していたっけ?と思ったのだけれどよくよく見てみれば天の川でした。久しぶりに見る夏の銀河って濃いねー
と言うときに撮ったのが上の画像。
まぁ、そんな町の光の影響を若干うけるロケーションだけどいいところだ。空の暗い方が星見には絶対いいのだけれど、機材撤収開始から1時間ちょっと後には家のベットに潜り込めるのとトレードオフなら有りだ。それに(おれ的には合格ラインだけど)この程度の空で目玉を三角改造して発電機うならせてる天体写真の人は絶対来ないからその辺も気が緩められる(笑

ではまた。

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2009.04.26

土星をサターンと言うけど悪魔じゃないよ

農耕の神だからね。

せっかく新月の週末なのに天気が悪くて遠征観望に出かけられなかった。
で日曜の夜に天気が良くなるというちょっと悔しい展開。

んで、せっかく晴れているので手持ちの鏡筒ほぼ総動員で土星を見比べてみた。

屈折の部エントリー

  1. ビクセン イカルス60Lの鏡筒 60/910 アクロマート
  2. ケンコー スカイコア M80鏡筒 80/1000 アクロマート
  3. ミザール FA-80 80/600 フローライト
  4. 高橋製作所 FC-100 100/800 フローライト

反射の部エントリー

  1. ビクセン R-114M 115/920 精密球面(ミラーは別機種から移植)
  2. ケンコー SE150N 150/750 放物面

結構大人になってから再発した趣味だから、なんだかんだと機材買っちゃうなー
webで目にしていた人たちの気持ちがわかったw

架台は先日入手した初代ポルタ。いやー、使いやすいとは聞いていたけどこいつは使える。ミザールK型経緯台も悪い架台じゃないんだけどポルタの使い勝手にはかなわない。
FC-100とSE-150Nはスペック的にはポルタにはオーバーサイズだけど、実際はまぁなんとか載っちゃいますな。

で、独断で土星の総合見え方順序。
R-114Mは光軸がひどく狂っていたので実際は見られる状態じゃなかったので脱落・・・

FC-100≧SE150N>>FA-80>M80≧60L

まぁ、ほぼ当然と言えば当然の結果です。望遠鏡は口径で性能上限がきまっちゃうからね・・・
ただ、FC-100とSE150Nではコントラストと像の安定性で口径差をひっくり返してFC-100の方が総合点で上かなぁ。
あと、口径80mmの上に壁があるのか100mmと80mmでは見え味が一段階違う感じ。
トイグレードに毛がボーボーと生えた(笑)程度のM80はF値12.5もあるので以外と高倍率にも耐えるし悪くない。まぁ、絞り環入れたり筒内つや消ししたりしたからデフォルト状態ではないんだけど。
そうはいっても元々天体望遠鏡としてちゃんと作ってある60Lの抜けの良さにはかなわないので60mmちょっと上程度の評価。
(091209追記:絞り環がずれて口径を絞っていた可能性有り
同じ80mmでも名機FA-80にはかなわない。て、あたりまえか。

しかし、おいら天体写真とかそれほどガシガシとらないから今までの記事とか文字多くて地味だよなぁ・・・

はい!穴埋め記事終了(苦笑

ではまた。

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2009.04.15

ER-115MとかER-114MとかGX6000の有効活用考える

何度も記事にしていますが、天文趣味に腰ぐらいまで漬かっているとこの手の望遠鏡は購入の選択肢にも決して上がらず機材としても利用価値はほぼ無い。
ヤフオクあたりで中古をかなり安く落として庭に置きっぱなし望遠鏡とか鏡筒を切って手持ちの余ってる短焦点ミラーを入れてみようとかなんかおもしろそうだからいじって遊ぼうかとか。
その程度しか思いつかないっす。

かくいう私も、「なんかおもしろそうだからいじって遊んでみっか!」とER-115Mを買い、遊びあきたので処分モードに入っているのですが、パーツ単位では使えそうなものがあったのでそれは取ってあります。

使えそうなもの1:微動ハンドル

やはり、ビクセン製なのでSP~GP2と互換サイズです。
たぶんスコープタウンで880円で売っているこれが二つ付いている。これは保存。

使えそうなもの2:バランスウエィト

必要最小限のバランスウェイトが二つ付属しています。0.85kg×2個。
114mm反射で2kg弱とはいくら廉価版でも軽すぎる気もしますがロングウエィトシャフトをめいっぱい使うと辛うじてバランスしますネ。
ビクセンの赤道儀ならウエィトシャフトの抜け止めネジ穴を利用して取り付けられますな。結果的にロングウエィトシャフトの形になるし十分効果的です。

Sabuue_2
このウエィトは汎用品なのでミザールの自作パーツカタログにでていますね。2100円なり。

ということで約6000円相当のパーツが手に入った。

あ、モト取ってるわw

ということは総額5000円ぐらいで手に入ればパーツ取りには有効ってこだすね。
必要パーツを抜いてばらしてヤフオクでジャンクにして売れば多少回収出来るかも知れない。
めんどくさいが。

ではまた。

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2009.04.11

COSMOSTAR ER-115M についてぐだぐだ言ってみる

この記事はそれなりに需要があるみたいなのでwebサイトに若干加筆訂正したものを置いておきます。

COSMOSTAR とか ER-115M とか ER-114M での検索ヒットが多いから書いてみたよ。皆さん結構情報を知りたがってるみたい。
メーカはwebで積極的に諸元公開するほどの機種とも考えてないからぐぐっても詳しくわからないし。
いちおう一時期手元にあったCOSMOSTAR ER-115Mについてゆるい天文趣味の筆者がぐだぐだと解説。

COSMOSTAR ER-115M とは?

国内最大手の望遠鏡メーカー ビクセンが自社およびOEM供給で販売している廉価版天体望遠鏡。(この部分を訂正補足した記事がこちらにあります)現行ではスペースアローとブランド名が変わっているようですが、スペースアロー ER-115M も同一とみて差し支えないでしょう。ファミリー ER114M 等もほぼ同等のOEM製品だと思いますが未確認です。
廉価版ゆえにイメージと雰囲気を重要視したパッケージンクと販促を行っています。
ビクセンのwebサイトに何一つ情報がでていないしぐぐってもヒットするのは激安量販店のサイトとヤフオクの出品ばっかりということで察しはつきますが、まぁ、そんなスタンスの望遠鏡です。玩具クラス望遠鏡と本気クラス望遠鏡の中間といったところでしょうか。実際のホームセンターとかディスカウントショップでもよく売っていますネ。

入門機としたら価格的性能的ににちょうどいいと見るか本式の望遠鏡として考えると中途半端な作りは結局無駄になるとみるかは実に微妙。


鏡筒部:

  • ニュートン式反射望遠鏡 
  • 主鏡口径115mm焦点距離920mm 精密球面鏡(ビクセンに聞きました
  • 主鏡セル バネ引きネジ3本の修正機構 100mm鏡対応と思われるネジ穴あり
  • 斜鏡短径23mm(セル取り付け部は40mmあるのでER-114S等の廉価版短焦点反射と共用と思われます)
  • 斜鏡スパイダー 開口部バンド一体型樹脂スパイダー(3mm幅)
  • 接眼部 24.5mm専用 ラックアンドピニオン
  • 鏡筒径 138mm(くらい)肉厚はやっぱ薄い、真円度を気にしてはダメ。
  • ファインダー 6x30(手元にあった機体では欠品のため詳細不明)取付けはビクセンのファインダー用アリミゾ台座と同一規格の穴あり。

10200001

あえて倍率は説明しません。倍率が気になるひとはまずぐぐって望遠鏡の性能とはなにかから勉強したほうがよいかと。接眼部がいまどき24.5mm専用というのは汎用性を考えると少々痛い。そのほかのパーツも廉価版なのでやはりそれなりなですが入門機としては必要十分な性能を持っているとは思います。
各部は基本的に樹脂製ですがきちんと作られていて意外と使えるというのが実感です。
実際3ヶ月ぐらい(鏡筒のみですが)サブ機として観望に使っていました。(追記:この書き方では誤解がありますね。あくまで鏡筒本体の光学系についてはそれなりのレベルだとは思いますが、付属のアイピースで覗いたらはたして”意外と使える”と言い切れたかどうか。私は手持ちの中の上くらいのアイピースで覗いていましたのでそこそこ使えたのかもしれないです。入手した機体のアイピースは欠品していたので直接的な評価は出来ないのですがコストダウンの固まりのようなアイピースでは折角の並の実力の鏡筒でも差し引きマイナス評価になるでしょう・・・)
しかし、ニュートン式反射望遠鏡ってなによ?レベルの基礎知識ではいきなりつまずいて、なにこれどっからのぞくのよ?となり半年後には押入れ直行の確立が高いです。
入門機としてはあるレベルはクリアしているのですが光軸やミラーのメンテナンスに若干気を使う反射望遠鏡をというのは少々不安があるといえばあります。(←このあたりも何を言っているのかわからないようでしたらすこし望遠鏡について予備知識を持ったほうがいいかもしれません)

架台:

  • ドイツ式赤道儀(若干工夫すれば極軸が天頂を向くので経緯台化できる)
  • 赤緯赤経微動:全周ウォーム(歯数数えなかった・・・)
  • ウェイト:1kgくらいのが二つ。12mm径ロングシャフトでバランスいっぱいいっぱい

01170002

廉価版なのでコストを抑えた作りの赤道儀に載っています。
それでも大手望遠鏡メーカー製だからか、なかなか押さえるところは押さえた”わかっている作り”をしていてそれなりに使えそうな仕上がりです。
しかし赤道儀とはなにか?を理解していないユーザーがいきなり使いこなすのは(作りがいい悪い以前に)事実上不可能です。
逆に、本気で使うには貧弱な架台ですので天文屋でメインに使っている人はいないと断言してもいいでしょう。まぁ、わたしは持っていましたが中古激安で買って”いじって遊ぶ素材”でした。
天文趣味人が初歩の初歩の人に購入のアドバイスをするなら赤道儀は絶対に勧めるようなことはしません、ある程度の天文基礎知識が必要です。
このクラスの商品は売れなければしょうがありません。また買う方も”性能を買う”というよりも”夢を買う”という感じでしょうからマーケティング上見た目優先で本格的な望遠鏡らしく見せるために赤道儀仕様にしなければならないのも仕方ないことかもしれませんが・・・

三脚:

  • ステンレスパイプ製2段伸縮式(長さはかるの忘れますた)

低価格帯の望遠鏡では今も昔も変わらない三脚の強度不足。
実は、天体望遠鏡とゆーのは上(光学系)と同じぐらい下(架台と三脚)にコストをかけないとまともに運用できません。
んなわけで伸ばして使うには決定的に強度不足です。強度が落ちるのならコストがかかる伸縮式にしなけりゃいいのにとは思いますがネ。
まー、一番短くして使えば我慢できる強度だし反射なので何かに腰かけてみるとちょうどいいのだけれど”一般人のイメージ内望遠鏡”とちょっと離れちゃうシルエットなのかな?たしかにオシが足らないかもしれない・・・



まー、こんな望遠鏡です。
実勢30,000円から40,000円くらいで売っているようですね。
うーん、天文畑に足をつっこんでいる人間から言わせると実に微妙な価格。
同じ値段ならビクセンのサイトできちんと自社製品の望遠鏡としてラインナップされている口径は小さいけどちゃんとした品のほうがいいだろうし、どうしても同じような反射望遠鏡がいいというならもう少しがんばってお金を出して後悔しない機種を買ったほうが絶対幸せ。

でも、どんな望遠鏡を買って天文趣味の入り口に立ったとしても天文予備知識と情熱がなければ月となんか明るい星と遠くの山とビルを見て終了、置き場所も困るしまた見るとき出せばいいと物置にしまったらもう二度と組み立てられずに3年後の大掃除の時に使い方もよくわからないしもう使わないからとヤフオクに出品されるかリサイクルショップに出される。こんな末路をたどる可能性が高いです。幸運にここから奥に入り込んでくる人は何パーセントいるのだろうか・・・

ER-114Mについてもほぼ同じ内容と考えて差し支えないとおもいます。R-114Mという”E"が抜けてる鏡筒もありますが、これは使用パーツがややまともなものですね。Eはエコノミーの略か?たぶんビクセンではRは球面鏡でSRが放物面鏡ですね。
ここだけのはなし、手元にR114MとER-115Mの主鏡があるんだけど、裏をみたらどちらも900と覚書が・・・900?焦点距離のことみたいだけど115Mって920mmじゃなかったの???
まぁ、いっかw

諸元など筆者推測の部分もありますがテキトーいい加減に書いていないのであながち間違ってないと思います・・・

(09/05/18補記:なんか最近目につきだしたGP2-R114MセットではR-114Mの主鏡は放物面と謳われてますね。まぁ、ここ記事の鏡筒は10年以上前の物なので現行のR-114Mと同等な仕様かどうかはわかりませんが)

(09/11/16補記:ビクセンのサイトでの諸元は”球面鏡”となっていますから販促資料あたりに誤記があってそのまま使われてしまったんじゃないかとおもいます。ビクセンに確認はしていませんがたぶん球面鏡ですね、価格的にも・・・)

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2009.04.08

ひと山5000円で買った望遠鏡をあらかた処分

一通りいじって遊んだので不要な物から再びヤフオクへ・・・

大多数の落札者さまは使用目的があるので選んで落札していると思う。少なくとも押し入れのコヤシにはならないだろな。有益に使ってもらえるといいなぁ。

んでもって、今手元に残っているのは

  • D80mmFL1000mm(くらい)の今時珍しいFの大きめなアクロマート屈折鏡筒
  • 60mm屈折用上下水平微動付きフォーク式経緯台
  • ER-115M鏡筒(主鏡を他に転用しているので半抜け殻)

これで購入代金と売却金額の差額およそ2500円。まー、本当の意味でいじって遊ぶ素材という感じのものが残ったわけだ。
これなら、2500円出して遊んでもいいかな。

でも・・・なんかもう一品売りに出せば元は取れるな・・・(笑

なーんて、物欲を満たしつつヤフオクで中古望遠鏡を買って遊び終わったと思ったらまた次の落としちゃいましたよ・・・

ではまた。

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